三方良しの精神を胸に
木の良さを伝えていく
私たちの国、日本は四季の変化を伴う温暖な気候とさまざまな地形の国土、そして豊富な降雨量により、豊かな自然と情緒溢れる文化を創り出してきました。
特に木材資源を生み出す森林の面積が国土の約7割という、まさに緑の大地の上に私たちは暮らしています。
私の住む三河地域の山でも、昔より杉・ヒノキなどの良質な木材が産出されてきました。それを商うこと、そして全国の消費地にお届けすることを生業として、明治の世に白幸木材は産声を上げました。以来130年の長きにわたり、この豊橋の地にて商いを続けています。近江商人をルーツに持ち、彼らが大切にしてきた三方良しの精神を受け継ぎながら、商売を通じてお客様だけでなく、地域への貢献を行ってきました。
木材という素材は、環境や接するものに優しく、また木自身が大変長命で生命力に満ちているため、木材になってからも呼吸し生き続けます。
環境に優しく、自然の温もりを感じることができる木材は私たちの住まいにとって最もすぐれた素材の一つであることは間違いないでしょう。
このような木材の特質を多く知る者として、世の中に木の良さを一人でも多くの人にお伝えし、木の温もりに触れる機会を増やしていきたいと考えています。
どうか木のことが気になったら、お気軽にお声がけいただいたら幸いに存じます。宜しくお願い致します。
代表取締役 小杉幸一郎